ヒロインの一人。たぶん、『月姫』において一番強くて手におえないひと。
十二世紀頃に誕生した真祖で、堕ちて魔王となった真祖を狩る為に存在した。
全ての堕ちた真祖を狩り出した後、死徒も狩り出すように命じられるが、ロアの姦計によって知らずに血を吸ってしまい、暴走。ほそぼそと生き残っていた真祖たちの大半を消滅させてしまい、固有結界である千年城ブリュンスタッドに自らを封じた。
以後、怨敵であるロアが転生するたびに城から出てロアを処刑していく。
真祖の姫君で、昔は長髪だった。髪は自分から切ったのではなく、アルトルージュという死徒との戦いのおりに奪われただけだとか。
高貴で白が似合う吸血鬼!として生み出されたのだが、なんだか方向性がズレてしまったみたいだ。その責任は原画担当のキャラデザにある。あんな笑顔を書かれたら、そりやあイメージだって変わってしまってものなのだ。
その結果、あんなお天気吸血鬼になってしまったが結果オーライ。彼女の笑顔は全キャラ中最高だと思うのだが、どうか。
秘密だけど、正ヒロインのくせに一番出番が少なかったりする。
堕ちた真祖や死徒二十七祖を狩るためだけに生まれた真祖の姫。普段は自らが具現化した千年城「ブリュンスタッド」で眠りについているが、死徒が姿を現すとそれに合わせて目を覚ます。狩りを終えると再び眠りについてしまうため、合計の活動時間は生まれて一年にも満たなかった(志貴と出会ってからのここ一年はずっと活動を続けている)。『月姫』本編で志貴と出会い、彼の退魔の血を目覚めさせてしまうことに。本来死ぬはずのない真祖・アルクェイドも、彼の直死の魔眼には勝てず、十七分割され、殺されてしまう。『月姫』本編では、キャラルートによっては一度も姿を現すことがないにもかかわらず立派に正ヒロインの立場を保ち続けており、TYPE-MOONの人気投票でも1位の座を譲ったことはない。なお、正ヒロインらしく『月姫』本編のキャッチコピーは「私を殺した責任、とってもらうからね」である。
ヒロインの一人。たぶん、『月姬』において一番強くて手におえないひと。
十二世紀頃に誕生した真祖で、堕ちて魔王となった真祖を狩る為に存在した。
全ての堕ちた真祖を狩り出した後、死徒も狩り出すように命じられるがロアの姦計によって血を吸ってしまい、暴走。ほそぼそと生き残っていた真祖たちの大半を消滅させてしまい、固有結界である千年城ブリュンスタッドに自らを封じた。
以後、怨敵であるロアが転生する度に城から出てロアを処刑していく。
真祖の姫君で、昔は長髪だった。髪は自分から切ったのではなく、アルトルージュという死徒との戦いのおりに奪われ、取り戻すまで伸びる事はないらしい。
本来感情を使用しない存在だったが、志貴との出会い(殺害)によって、その在り方から大きく外れていく事になる。一度壊された機械が、組み立て直した時に違った機能を持ってしまったようなものである。
その結果、高貴で白が似合う吸血姫の筈が、なんの間違いかお気軽お天気吸血姫にモデルチェンジ。以後、天真爛漫に町を闊歩するお姫さまと化したが、怖い時はやっぱり怖い。楽観的のようで根は悲観的なので、本気で怒る事は滅多に無いのが救いか。
猫属性高し。太陽の陽射しも彼女には『なんかあつーい』程度でしかないので、猫よろしく町を気ままに散歩し、学校に行っては志貴を困らせシエルをからかっている。
歌月、メルティブラッドでは彼女が何の為に生まれたのか、その一端が少しだけ語られている。
深層意識に『朱い月』と呼ばれる行動理念があり、ごく希に表層に現れる。
志貴がアルクェイドの夢に迷い込んだ時(歌月)や、二十七祖との対面(メルティブラッド)で現れたなんか偉そうなアルクェイドがそれである。通称姫アルク。(暴走したアルクェイドは普通にアルクェイドが暴走しただけなので彼女とは別物)
まごうことなく月姫のメインヒロインなのだが、出番はそう多くない。困ったもんである。
余談ではあるが、メルブラリアクトの立ちC(溜め)の「にゃっ!」というボイスは必聴。
真祖と分類される吸血種の王族。最後の姫。
日本にはまったく縁のない彼女だが、ある吸血鬼を追って三咲町に現れた。
十二世紀頃に誕生した真祖で、堕ちて魔王となった真祖を狩る為に生まれ落ちた。本来感情を使用しない存在だったが、遠野志貴との出会い(殺害)によって、その在り方から大きく外れていく事になる。一度壊された機械が、組み直しの際に変異してしまったようなものだろう。(それが機能の追加だったのか欠損だったのかはさておき)
結果、高貴で白が似合う吸血姬の彼女が、なんの間違いかお気軽お天気吸血姬にモデルチェンジしてしまった。
日の光を“なんかだるい”程度にしか考えず、エネルギー供給源は地球そのもの、というデタラメな性能を持つ星の落とし子。