一に還る転生

アミタ・アミターバ。
セイヴァーの大宝具。転輪聖王[チャクラ・ヴァルティン]の最大展開。
インドのブラフマー思想によるなら、すべての人間はブラフマーの転生であり、すべての人類は同一の個人であると言う事になる。
(インドの転生は時間軸を無視する事が往々にしてあるので、細かいツッコミは野暮天)
この思想に立った場合、全人類は必ず成仏する。
何故なら、すべての人間が究極的には覚者[ブッダ]に転生するからだ。
……えー、もう自分でも何を言っているか分からねーが、転生とか不死とかそんなチャチなもんじゃねえ、すげえ(以下略
ようするにあらゆる衆生の苦しみを救う、『人間はみんな私になるのだ転生輪廻』。
生有るもの、人であれば決して逆らえない大ダメージだが、主人公はそもそも生きていない(ネタバレ)ので耐えきれる可能性が微レ在。主人公にはまだ生の苦しみ、四苦がないので。
EXTRAの制作費が十倍ぐらいあったら、ゲーム過程で悟り(信念)を開くと、この攻撃を乗り越えられる、という仕掛けにしたかったところ。
ゲームでは対セイヴァー戦、一定ターン内に決着をつけないと展開される“絶対ゲームオーバー攻撃”として描写されている。
ちなみにダメージは五十六億七千万。

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