真言立川詠天流

しんごんたちかわえいてんりゅう。
西暦2030年まで続いた、真言立川流の傍流。
1970年以後も旧世界の魔術理論を実践し、人里離れた山奥で小さなコミュニティを作っていた“生きた化石”だったが、2018年を機に教義を改め、ネットワーク社会に対応した新世界の魔術団体として蘇った。
真言立川流の教えが基盤にあるため、その理論は『自性清浄・二者合一・超力招来』の三脚からなる。
カルトながら急激に信徒を増やしていったが、急激な信者拡大によって内部での権力争いが起こり、2020年にはその活動を停止した。
教団があったコミュニティには身内同士で殺し合った信者たちの亡骸が今も野ざらしになっているという。

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