ジャンヌ・ダルク

キャスターが妄信する中世フランスの救国の英雄にして悲劇の聖女。一介の羊飼いの少女だったジャンヌは、神の啓示を受けて百年戦争に参加。イングランド連合軍に包囲されたオルレアンを解放し、フランス軍の勝利に貢献したと言われている。だが、その戦いの最中、次第にフランス国王との軋轢が生じ始め、孤立したジャンヌはコンピエーニュの戦いでイギリス軍の捕虜となる。そして、異端裁判にかけられた彼女は異端として火刑に処された。復活すべき肉体が失われてしまう火刑という処刑法は、キリスト教カトリックの教義において最も苛烈な刑罰であったという。このジャンヌのあまりに悲惨な最期から救うことのなかった神に対して、キャスターは絶望・反抗し、神を冒涜する狂気な行為へと駆り立てることになる。

Fate/Zero アニメビジュアルガイド I: 第四次聖杯戦争用語集 I
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アルテラ陣営のサーヴァント。クラスはルーラー。
フランスは百年戦争における救国の聖女。その最期はあまりにも悲劇的かつ残酷なものだったが、その運命を恨む事なく、すべてを受け入れた上で戦い抜いた鉄の乙女。
イスカンダルと同様、トップ サーヴァントのひとり。
ムーンセルが召喚した調停の乙女。
しかし、英霊アルテラとの戦いで彼女の本性が邪悪なものではなく、むしろ迷っている事を看破し、アルテラを見定めるためにアルテラ陣営につく。
アルテラへの親近感が他の二騎より強い。
「信じて送り出したルーラーがまた勝手な行動を取りだした……」と、サーヴァント界隈ではまたもジャンヌ好き勝手やりすぎ問題が囁かれているという。「……残酷な事だ」

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