シャルルマーニュ十二勇士

アストルフォが仕えていたシャルルマーニュ(カール大帝)の騎士で、もっとも優れた者たちのことを指す。アーサー王伝説における円卓の騎士のようなものであり、文献によって十二勇士の数が違ったりメンバーが異なっていたりする。アストルフォはその中では、ほぼ間違いなく十二勇士のメンバーに加わっていて、他にはデュランダルの使い手として有名なローランやオートクレールを使うオリヴィエなどが人気を誇っている。
ローランはアンジェリカという美しい王女に恋をしていたのだが、誇り高かった彼女がただの兵士と恋に落ちて駆け落ちしてしまったという事実を認められず、狂乱して何もかもを脱ぎ捨て、全裸で暴れ出す。それを憂いたアストルフォたちは、苦労して彼を捕らえて月から持ちだしてきた理性の瓶を与えて正気を取り戻させるのであつた。この際に女装したことが、今のアストルフォに繋がっている。

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