トワイス・H・ピースマン

1970~1999年に生きた医学者、科学者。
人工義肢を目的としたサイバネティックス技術に傾倒しながらも、脳外科と電子工学、ネットワークの発端にも功を成した。
現在〔2030年)におけるインフラ設備の基礎にかかわった一人。アムネジア・シンドロームの解析や戦地における医療活動など、多くの功績から偉人として伝えられている。
70年代、東南アジアで行われた代理戦争の中、戦地で生を受けたアメリカ人兵士と現地人のハーフ。
戦火の中で生まれ、終戦間際に両親を失い(といっても夫の方はいきずりの行為なのでとっくに前線に出て戦死している)、戦災孤児として暮らしていたがウィザードとしての才能を買われ養子となる。ピースマン姓はそのおりにあてがわれた養父のもの。
(もっとも、その事実を彼が知る事はなかった。
トワイスが養子となったのは五歳頃なので、この頃の出来事を本人は記憶していなかったとされる。
戸籍も改竄されているので、死の間際まで自分が戦災孤児である事を彼は知らなかった)
大学卒業後、有名財団のシンクタンクから将来を有望されたが、本人の強い意志でこれを辞退し、野に下る。以後、彼は周囲の反対や疑問を余所に、積極的に紛争が起こった地に向かい、『戦争を実体験する』工学者として知れ渡るようになる。
1999年、極東における未来都市のモデルケースで起きた災害事故の援助にボランティアとして参加し、多くの人命を救うも、テロ活動によって死亡した。

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