聖杯戦争にあたり冬木の地を提供した、始まりの御三家のひとつ。古くから冬木に根を下ろす魔術の名家で、この地に眠る霊脈を管理してきた。代々を日本で過ごしてきた家系だが、呪文の詠唱などはドイツ語で行われる。これは200年前の遠坂家の当主・遠坂永人が、世界に5人しかいないという「魔法使い」のひとり、キシユア・ゼルレッチ・シュバインオーグに師事したことに起因しているという。また、永人の先祖が国外宗教の信徒だったことから聖堂教会に多少の顔が利き、魔法使いの弟子ということから魔術協会でも優遇されていたという。