魔道の名門・遠坂の現当主。
本編の正ヒロイン。
マスターの一人として、士郎といがみあったり協力したりする忙しい女の子。
何かと攻撃的で人を突き放す口調だが、根は姐御肌で面倒見がいい。
ここぞという時に凡ミスをかますのは、もはや遺伝的な呪いである。
冷酷なようで優しいのだが、最後には合理的な道を選ぶ、本人曰く“可愛くない性格”。
どうも、自分は「女の子」としての部分が欠落している、と思っている節があり、密かにコンプレックス になっている。
あの私服はその反動なのだろうが、それにしても脚を見せすぎで、健全な男子は目のやり場に困るのではないだろうか?耐えろ士郎。
趣味は宝石鑑賞と士郎いじり。
根がいたずらっ子なので、真面目なヤツをからかうのが大好きなのだ。もっと耐えろ士郎。
得意な魔術は魔力の流動、変換。
実はあまり攻撃には向いていない魔術特性で、その為、宝石に魔力をストックし、使い捨てのお手軽な限 定礼装として使用する。
その他、護身用として空手もどきを噛んでいる。
格闘技の先生は言峰で、キャスターを追い詰めた凜の連続攻撃はあのエセ神父じこみというワケだ。
「Fate」本編で一番出番の多い人物。
遠坂時臣の長女。Fate本編のヒロインの幼き日の姿である。
10年前における凛の『聖杯戦争』に対する理解度は、第五次における士郎の認識とはば同程度。つまり解っているようでいて解っていない。
幼い凛にとって父、時臣は敬愛すべき偉大なる魔術師であり、その理念からくる冷酷さといった、彼の人格の負の側面を理解するまでには至っていない。
もし、彼女が本当に父親の人間性を理解できる頃になるまで時臣が存命であったなら、凛の人格形成にはさぞかし深刻な影響を及ぼしただろう。その非人間性に反発して魔道そのものに背を向けていたか、あるいは父と同じ『完璧にして酷薄』な魔女として完成していたか――いずれにせよ、凛にとって幸福とは程遠い平行世界には違いない。
魔術の名門と言われる遠坂家の現当主。再び訪れたアーネンエルベにて多大な出費を強いられる事となる。ツンデレじゃないわアンタが嫌いなだけよ!
とおさかりん。
聖杯戦争に参加したマスター。
ハーウェイの支配に異を唱える霊了ハッカー。
国籍は不明。現在は中東で活躍している。気丈でドライな価値観を持っているが、根は姐御肌かつ正義の人なため、ここ一番で人情に寄るところがある。
赤い服、ツインテールにミニスカート、とFateではお馴染みの顔役。
元は国連組織の一員で、アジア地域の医療活動に従事するNGO団体でボランティアとしてシステム管理技師の様な仕事をしていた。
しかしハーウェイの支配によって諦観に支配され希望を失った未来に疑問を抱いていた凛は、貧困にあえぐ国々を飛び回るうち管理社会の限界を感じ、これと戦う道を選んだ。
その後、NGOから離れ、レジスタンス活動に身を投じるようになる。
以後はレジスタンス組織と共闘はしているが、活動自体は個人で行っている。一般市民の犠牲者は出さないのがポリシー。
ここ一年は紛争地である中東に腰を据え、半分信念、半分ビジネスとしてハーウェイの私設軍隊と電子戦を行っていたが、レジスタンス組織から聖杯の情報を聞き、仕事として正式に『月に登り、ハーウェイを打倒する』ミッションを受けた。
サーヴァントはランサー。
魔術師としての基本能力[スペック]はレオに一歩譲るものの、マスターとしての実力……実戦闘の経験の差ではレオを上回る優勝候補のひとり。
CCCでも登場する、頼りになる名解説。
五回戦が終了したタイミングで月の裏側に落ち、BBに意識をジャックされて主人公たちの敵となる。
撃破された後は正気を取り戻し、罪滅ぼしとばかりに生徒会に参加、以後はオペレーターとして活躍する。
赤いドラ○もんか、という指摘が入るぐらいのなんでも屋。たいていの作戦立案は凛が一晩でやってくれます。
生徒会での役職は副会長。有能な参謀としてサクラ迷宮攻略のサポートをする。
また、同じサポート役としてラニと親好を深め、後半では互いに認め合う女友達となった。
何か最後のほうにちらっと出てきた麗しき少女そのいち。
Fateの原作では、完璧超人で学園のアイドルでツンだりデレったりして八面六臂の活躍を見せてくれる大正義ヒロインだったはずなのだが、おおどうしてこんなことに。
プリヤでは主人公が小学生であるため、どうしてもお姉さんや保護者のような面が強調されてしまうのだ。年齢以上に大人っぽく感じるシーンがあったとしても、それは小学生視点のバイアスがかかってるが故の表現だと思っていただきたい。