五停心観

ごじょうしんかん。
殺生院キアラが開発した医療ソフト。
メンタルケアを目的として作られた電脳術式[コードキャスト]で、精神の淀み・乱れを測定し、これを物理的に摘出する事で精神を安定させる。
もともとは患者の精神マップを作り、これを理解するために作られたとか。
本来、SGは時間をかけてゆっくり浮き彫りにしていくものだが、五停心観によって発見、即、摘出が可能となった。
SGは秘密ではあるが、同時に開示されるべき事柄だ。誰だって秘密を守りたいが、同時に知ってほしくもある。
秘密を守り通していると心が『苦しい』。
人間は楽になりたがる生き物だ。
誰にも知られたくない秘密だからこそ、誰かに打ち明け、理解してもらい、赦しを求める。
五停心観はそんな深層下の欲求を叶える、人々の真の相互理解を目指して作られたものらしい。

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