混血

遙か昔、人以外のものと交わった人間の末裔を指す。遠野秋葉、軋間紅摩が該当。
代を重ねるごとに血は薄くなっていくが、希に特性を濃く受け継いだ子供が生まれる。
秋葉は人間としての血の割合が多いながらも、割合の低い妖の血が最上級なものなので“人のまま混血として覚醒できる”という、混血たちの進化の答えじみたタイプ。
反して、紅摩は鬼の血が多すぎて人でなくなってしまう、典型的な混血の末路と言える。

MB Act Cadenza PS2 解説ブック: 月姫用語辞典
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遠野や斎木といった、古い純血種から血を受け継ぐモノたち。
純血種は人間ではないもの(鬼種)、あるいは人間から外れて鬼になったモノたちとする。
彼等は自然の触覚(出力装置)としての役割を受け継いでいるため、超能力とはまた違った異能となる。
超能力があくまで人間単体で行うものなら、混血による異能は「自然干渉・自然接触」であり、個人の力(脳)だけで発現するものではない。
また、超能力が(比較的)物理法則に準じているのに対し、混血の異能は物理法則から逸脱したものも多い。「絵空事」「伝承」「昔話」……いわば現実では起こりえない怪奇現象である。
超能力と混血は魔術と魔法の関係に近い。

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