軋間紅摩

きしまこうま。軋間家の長男だが、既に軋間家自体が断絶している為、当主として扱われている。
遠野槙久が七夜を滅ぼす際に切り札として呼びつけ、期待以上の戦果をあげた。
幼い頃の惨劇の記憶故か、志貴にとって超えがたい死のイメージとなっている。
大木を握りつぶす握力と天性の敏捷性、加えて鬼種としての異能を以て敵を殲滅する。
灼熱、炎焦を象徴する鬼種。存命中。

月姫読本 Plus Period: 月姫用語辞典改訂新版
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きしまこうま。圧壊の腕を持つ、剛力無双の混血。文明の発展に伴い衰退し、いまや絶滅種となった鬼種の末裔でもある。
大木を握りつぶす握力と天性の敏捷性、加えて鬼種としての異能を以て敵を殲滅する。灼熱、炎焦を象徴する鬼種。
軋間は数ある遠野の分家の一つではあるが、廃れて久しい。紅摩は住み家である森で人知れず消え去るのを良しとする最後の当主だったが、遠野槙久によって対七夜の切り札として呼び出され、これを完遂。七夜の一族を全滅させた。
その時の映像を意識下で覚えている遠野志貴にとって、超えがたい死のイメージとなっている。
紅摩本人は物静かな、己が性分の意味を見いだすべく悟りを目指す修験者のような人物である。

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