ギネヴィア

アルトリアと同盟を結び後援者となったレオデグランス王の娘。ブリテンに王国としての体裁をもたらすため、アルトリアと婚礼を上げる。
アルトリアを敬愛し、憧憬し、その生き方に倣おうとしながらも、それを貴き適すにはあまりにも『普通の女性』すぎた。
おそらく魂の在り方として眼鏡ッ娘。でも「外すと美人」のステレオタイプ。
当時の英雄の在り方として、自らを省みない人生観を幼い頃から培ってきた彼女には、自らが女性だという意識も、そもそも男女の性差の認識すらなく、王と王妃の関係も理想のみで成り立つものと確信していた。理念の尊さだけが人間を結びつけるものだと信じ込んでいた彼女は、まさかそれ以外に人と人とを惹きつけ合うモノがあるなどとは想像だにしなかったのだ。――サー・ランスロットと出会うまでは。
以後、ギネヴィアは信念のツンと魂のデレの波状攻撃によって、彼女白身とランスロットの双方を窮地へと追い込んでいく。まさに命を賭けた乱世のツンデレ。まったくキャメロットは地獄だぜフゥ~ハハハ。

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