アトラス院からカルデアに贈られた超級魔術礼装。
虚数空間での航行を補佐する羅針盤であり、また、虚数空間での存在証明を示す破壊不可能の針とされる。
『前に進むたびに方角・距離・時間』がランダムに変化する(というか定義できない)虚数空間の中を『最初の定めた目的地』に向かってブレなく進む為の計測器。
実際に虚数潜航する時は
- まず通常空間で目的地までの距離を算出、出力。
- 虚数空間に潜航する。
この時点であらゆる計器は車両の外の状況を観測できなくなる。 - ここでペーパームーンの地図を展開。
ペーパームーンのみ虚数空間の方角・距離・時間が分かるので、キリキリと変動するペーパームーンのゲージが示すルートに合うように船を進ませる。 - 目的地についたら虚数空間から浮上し通常空間に出る。
という工程。
虚数空間での過去未来時間差への修正はペーパームーンではなくシャドウボーダーの方で行う。
ペーパームーンの名前の由来は『高次元のものを平面に書く事で座標を一本化する』というものから。子供が工作の時間に作るような『銀紙の宇宙』に張られた平面の月をイメージしたもの、と制作者は語っている。