鮮血魔嬢

バートリ・エルジェーベト。
赤ランサーことエリザベート・バートリーの宝具。
宝具名が本人の名前の母国読みなのは、EXTRAのランサー・ヴラド公爵と同じ法則。
言うまでもなく、どちらも吸血鬼のモデルとして扱われた人物である。
エリザベートのドラゴンブレスを最大限に発揮した対豚……じゃなくて対軍宝具。
エリザベートがその生涯に渡り君臨したチェイテ城を展開し、周囲に恐るべきスーパーソニックを叩きつける音響破壊兵器。
キャス狐曰く、ゴリラとクジラを元ネタにして創造された怪獣王のブレスと変わらない、とか。
日本の文化を知り、究極の偶像[アイドル]を夢見るようになったエリザベートにとって、この歌こそ「貴族として、死にいくものに与える最大の栄誉と褒美よ!」なのだそうだ。
しかし当然ながら先鋭的すぎて地球での理解者は赤セイバーだけという、まことに悲しい結果となった。
なるか、金星での再デビュー。

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