プトレマイオス

事件簿よりおなじみ、インチキな手段で登場する過去の英雄。
イスカンダルの臣下にして、後の後継者戦争(ティアドコイ)における数少ない勝者。エジプトはプトレマイオス朝の創設者でもある。『ロード・エルメロイII世の事件簿マテリアル』で描いてもらった縁から、こちらは森井しづきさんにデザインを起こしていただき、坂本みねぢさんに描いてもらうこととなった。
作中ではわずかにほのめかされたきりだが、全盛期が二度あるタイプのサーヴァントで、若かりし頃と年老いた頃では得意とする宝具が違っている。若かりし頃の宝具は『月は知らず、久遠の光(ファロス・ティス・アレクサンドリアス)』。世界の七不思議にも数えられる『ファロスの大灯台』、その要となった鏡である。あらゆるエネルギーを強大な光と熱に変換するその鏡は、プトレマイオスがイスカンダルとの征服行で手に入れたものだという。

TYPE-MOON BOOKS material: ロード・エルメロイⅡ世の冒険用語集