→この問題児については「Fate/strange Fake」を参照せよ
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人名
エルメロイ教室の双璧。その片割れ。
天恵の忌み児。もしくは率直に天才馬鹿とも。出典は『Fate/strange Fake』。セリフのほとんども同作者の成田良悟の監修を受けている。もっとも、事件簿とFakeではいくつか前提条件が大きく異なっているのだが。
属性は空。
本来、得意とする魔術に、魔術師は縛られる。しかし、フラットは毎回その場で魔術式をつくり、魔術基盤にほぼ頼らないという暴挙に出ている。このため、そもそも「まったく同じ魔術を二度使えない」などという弱点もあるのだが、本人は気にしたことなどない。天才とはそういうものかもしれない。
多くの場合、呪文は以下の二通りにわかれる。「干渉開始」(主導の場合)+「観測完了」
「介入開始」(受け身の場合)+「状況終熄」
ただし、毎度一致するのはルビのゲームセレクトなどの方だけで、漢字についてはそのときの気分で変わる。このあたりはフラットの気まぐれと、魔術式の変化によって呪文に込める意味が変わるという双方の理由である。
おおよそ万能のチートキャラにも思えるが、格闘センスについてはびっくりするほどゼロ。むしろマイナス。護身術の授業は毎度赤点。これがスヴィン卒業後も、フラットだけはエルメロイ教室を卒業できない理由で、しばしばOBとして訪れたスヴィンに、お前はいつまで先生に迷惑をかけるつもりだと説教される流れが定番となっている。「一応聞こうか。なぜ護身術でドロップキックをやった?」
「はい教授!かっこいいからです!!」
「よし死ね。実戦的な護身術でドロップキックなどという選択肢があるはずないだろうこの戯けが!」「あら、それはフラットが未熟だから失敗しただけですわ」
「……レデイ、話がややこしくなるからやめてくれ」