カリーナとレジーナ

イゼルマにおいて、黄金姫と白銀姫に仕えていた双子のメイド。
当然だが、黄金姫と白銀姫を「製造」するにあたって、彼女たちの世話をする者にも対の概念が必要とされた。このため、イゼルマでは分家に双子が多く生まれるよう、措置を施していた。
こうした措置の下敷きがあったからこそ、蒼崎橙子もカリーナを黄金姫に整形することが可能となったのだった。
なお、作中で触れられた通り、実際は三つ子でもうひとり妹が故郷にいる。姉たちの悲しい運命を知ることはないにせよ、せめてその分の幸福あれかしと、II世は手紙を送ったのであった。

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