人間を構成する三要素。精神、魂、肉体を指す。
エクステラでは主人公が巨神アルテラの手から逃れるため、レガリアごと自分を三つに分けた事でそれぞれの要素に分かれてしまった。
ここではそれぞれの特徴を説明する。
精神
ネロのマスター。実経験に基づいて形成された人格、情熱がメイン。
前向きで能動的。やや思慮深さが足りない。
自分がこのままでは消える事を聞かされた後でも「まあ、なんとかなるよ」と微笑むぐらいのイメケン度。
般1的な道徳、倫理感、正義感を持つ。
魂
玉藻の前のマスター。実経験に左右されない人格、本質がメイン
前向きで受動的。やや行動力、決断力にかける。
ちょっと押しが弱い。儚い。王権を手に入れて悪女化しつつあるキャス狐に押されるカタチに。
野性味は薄れたものの、色気がアッブ。ただ佇んでいるだけでタマモが胸キュンするほど。
超越者的な価値観、判断力を持つ。情熱が薄いので情に流されない。
儚そうに見えて決めるところはクールに決める。
肉体
アルテラのマスター。容れ物としての人格、本能がメィン。
精神と魂が分離したとはいえ、肉体にも人格は宿る。
ただし魂と精神がないため、真っ新な、「今までの主人公」とは根本は同じでも性格が微妙に違う(肉体の性別に素直な)ものになる。
ある意味、ナチュラル 公正にアルテラを観察、判断できる状態。
なので巨神アルテラに囚われた後も彼女を『敵』としてではなく『対話する相手』として接し、相互理解していく。
単純にアルテラには一目惚れ状態だった。精神の主人公に近いが、記憶がないので行動の根底には「常に考察する」がある。
いつでも自分は何者なのか、今の在り方は自然ではない いずれ消え去るのではないか、と推察している。
それは「消滅への不安」と思われがちだが、肉体の主人公に不安 恐れはない。『自分が何者なのか』という疑問、思案。それは生まれたばかりの知性体が行う、当然の義務(タスク)だからだ。
消えたくないから考察するのではなく、自分が何者なのかを見据えるために問いかけ続ける。
そんな主人公なので自分がどうあっても消えるものであり、アルテラには違う未来があると考え、アルテラ解放を実行に移せる。
基本人格は精神の主人公と同じ。
後ろ向きで能動的。はじめは強気(ツン)だが一線を越えると弱気(デレ)になる。つまりツンデレ。
EXシリ—ズでは主人公の男女差分は極力ないよう制作されているが、肉体の主人公のみ男女差分がはっきりしている。
巨神アルテラと女主人公の組み合わせは「神に祭りあげられてしまった異邦人と、その神に仕える純真な巫女」として描かれている。
女主人公の新コスチュームをワンピースにしてもらったのは、ひとえにこの組み合わせを最大限に生かすため。
翻訳者注
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