鮮血の伝承

レジェンド・オブ・ドラキュリア。
“黒”のランサー、ヴラド三世の禁断宝具。ルーマニアでは英雄として扱われるヴラドだが、この宝具はルーマニアを除いた全世界規模の知名度を得た「吸血鬼ドラキュラ」としての能力を解放する。そういう意味合いでは、同じく虚偽の『虚栄の空中庭園(ハンギングガーデンズ・オブ・バビロン)』と酷似している。
フィクションとしての吸血鬼の力が付与され、サーヴァントですらも吸血行為によって眷属に仕立て上げることができる。霧や蝙蝠の群れに姿を変えることもでき、その状態では物理攻撃は無効化される。
武装は牙と怪力の他、体内から杭を生み出すことで相手を貫く。狂化に相当するほど思考能力が弱化するとはいえ、総合的に見れば君主としてのヴラド三世より力は増していると考えられる。

Fate/Apocrypha material: Fate/Apocrypha用語辞典