聖杯に選ばれたマスターに宿る三つの絶対命令権、切り札でもある。魔術師が強力無比なサーヴァントを使役するために不可欠な、「枷」とも呼べる力。この令呪による命令はサーヴァントに対して絶対的な強制力をもっており、聖杯戦争を通して3回のみ使用できる。使い方次第ではサーヴァントの能力以上の力を引き出すことも可能。ただし、3回目を使ってしまうと令呪は失われてしまう。
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事柄
れいじゅ。コマンドスペル。
マスターの証であり、サーヴァントを絶対服従させる、三回のみの命令権。
これが無くなったものはマスター資格を失い、ムーンセルによって消去される。
ただし幾ばくかの執行猶予があり、
・令呪を失ってもサーヴァントが残っている。
・その階層での対戦相手との戦いに勝利している。
・次の階層での戦いが始まっていない(対戦相手の発表前)。
場合、ムーンセルによる消去は保留となる。
決戦場での戦いで令呪をすべて使ってしまっても、何らかの方法ですぐさま令呪を補填し、決戦場を後にすればムーンセルからの処罰は免れる。