宙駆ける星の穂先

デイアトレコーン・アステール・ロンケーイ。“赤”のライダー、アキレウスの宝具。一言で言うとタイマン槍。時間や周囲の環境全てから遮断された、どちらかが倒れるまで解除されない闘技場を形成する。魔術原理的には「Fate/EXTRA」の赤セイバーさんが形成する『招き蕩う黄金劇場(アエストゥス・ドムス・アウレア)』とほぼ同一。
いわゆる神の祝福や幸運のような「まぐれ」まで打ち消される、究極の実力勝負。アキレウスはこれをヘクトールと戦う際に使用した。なお、ケイローン戦では素手であったが別に武器を使用しても問題ない。
また、この槍でアマゾネスの女王ペンテシレイアを殺してしまったため、女性に対しては使用不可能。ついでに言うと、そもそもこの槍は「アキレウスが一対一を望む者」としか対戦できない。つまりアキレウスが「戦いたい」と望み、尚且つ相手もそれに応じる程度の胆力、実力を持っていなければ、そもそもアキレウスは槍を使わない。更にアキレウスは自分が戦いを望んでも相手が望まない場合、無理にタイマンに持ち込もうとはしない。地味に使う相手がそこそこ絞られる宝具なのである。
なおアキレウスがランサーで召喚された場合、この能力とは別に「この槍で手傷を負わせると、治癒が不可能になる」という『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)』に酷似した力も付与される。ランサークラスでは戦車こそ持っていないが、神速で走り回りながら神速でこの槍を振り回してくるので、どちらにしても手が付けられない。

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