シエルが所有を許されている概念武装。
転生というものが教義にはない基督教が作り上げた、転生批判の鉄槌である。
……まあ、転生が無いっていうんならそんなモノ用意しなくてもいいんだろうけどね。
もともとは魂を食べる、と言われていた霊験あらたかな獣を仕留めて、その角を鍵として利用したもの。角の表面にはびっしりと『転生、かっこわるい』という文句が刻まれている。
長い年月をかけて神聖化していったが、「角なんて飾りですよ。お偉いさんにはそれが分からないんです!」とのたまったシエルの手によって改良されてしまう。
なにぶん作られてから千年近く経っているので精霊だって宿っているが、シエルに改造されてからは性格骨子が歪んでしまったとかなんとか。
シエルの概念武装。転生批判の鉄槌。作られてから千年以上経っており、その内には精霊が宿っている(シエル登場時に姿を見せるのがそれ)。精霊はセブンと呼ばれ、お裁縫からシエルの鬱憤睛らしの対象としてまで幅広く大活躍。別名ななこ(『歌月十夜』参照のこと)。
シエルが所有を許されている概念武装。転生というものが教義にはない教会が作り上げた、転生批判の鉄槌である。
魂を食べると言われていた霊験あらたかな獣を仕留め、その角を鍵として利用したもの。角の表面にはびっしりと『転生、かっこわるい』という文句が刻まれている。
作られてから千年近く経っているので精霊だって宿っている。長い年月をかけて神聖化していったが「角なんて飾りですよ。お偉いさんにはそれが分からないんです!」とのたまったシエルの手によって改良されてしまう。その為か、シエルに改造されてからは第七聖典の精霊は性格骨子が歪んでしまった。
シエルが改造するまでは霊体に対してのみ有効な概念武装だったが、今では物理的攻撃力だけでも吸血鬼を殴殺できる鉄塊と化している。総重量、実に60kg。オプションパーツをつけると最大で二倍になるとか。ガトリング聖典……?
シエルのアークドライブ。
シエルが所有を許されている概念武装。聖典と呼ばれながらも、その実体は巨大な杭打ち銃器(パイルバンカー)である。
転生というものが教義にはない教会が作り上げた、転生批判の鉄槌。鋳造されてから千年が経っており、精霊も宿っているのだが……。
シエルが改造するまでは霊体に対してのみ有効な概念武装だったが、今では物理的攻撃力だけでも吸血鬼を殴殺できる鉄塊と化している。総重量、実に60kg。オプションパーツをつけると最大で二倍になるとの説がある。
アークドライプ使用成立時に杭を打ち出すが、その後に弾倉から排出されているものは薬莢ではなく聖典のぺージ。吸血鬼にとっては聖典を打ち込まれるに等しい、まさに必殺の“不死殺し”と言える。
みんな大好きシエル先輩が所有する概念武装。総重量は60㎏。アーネンエルベ店内に置き去りにされた後、一向に持ち主が引き取りに来ない為に放置の憂き目に合う。何故かななこが視えるひびきとは良好な関係を、同じくケータイと険悪な関係を築き上げつつあった矢先に、ふらりと現れたシエルによってドナドナと回収されていくのであった。馬なのに。
聖堂教会が主の威光を示す為に作りあげ、長らく使い手が不在だった門外不出の聖遺物。
人為的に作りあげられた奇跡の具現。
千年前、地上に残っていた稀少な幻想種をおびき寄せ、呼び水となった少女ごと竃にくべる事で神鉄を錬成し、教典として組み上げた概念武装。
魂砕き———すなわち断罪死をはじめとした、人間が背負うであろう死の要因があまねく記され、神鉄はその固有震動でこれを戒める洗礼を詠唱し続けている。
一角馬の角を基本骨子に双銃、銃剣、大剣、甲冑、コアの六つの武装を組み上げた形態は対吸血鬼武装車両として扱われ、更に展開する事によって破城弩弓形態へと変形可能。