黄路美沙夜

十代後半の少女。妖精遣い。
礼園女学院の生徒で、黒桐鮮花[こくとうあざか]の先輩にあたる。
昨年まで生徒会の会長を務めていた才女で、非の打ち所のないお嬢様である。
鮮花曰[いわ]く、可愛らしい王女さまというより、威厳のあるお妃[きさき]様。
意思を持たない使い魔たちを統率する司令塔。複数の思考を同時に走らせるのは錬金術師の特性。
彼女の師である魔術師が、かのアトラスの院生だった為だろうか。
鮮花とは水と油だが、隠し持つ願望は似通[にかよ]っている。

Garden of sinners Pamphlet: 空の境界設定用語集