イスカンダル

第4次聖杯戦争におけるライダーのサーヴァント。当初はケイネス・エルメロイ・アーチボルトによって召喚されるはずが、聖遺物を盗んだウェイバー・ベルベットによって召喚され、契約を結ぶ。
原作者によって託された課題は三つ。イスカンダルという真名と、王の軍勢という宝具、そして「セイバーはギルガメッシュやイスカンダルと闘争することで、王としての自分を考え直す」という展開である。
そこでセィバーともギルとも違う王者、という三角測量によって、まずは容姿と性格の方向性が決定され、後は史実のエピソードを、どうやってそっちのベクトルにねじ曲げていくかという作業が課されたわけだが……文献に当たれば当たるほど、アレキサンダー大王の少年ジャンプ的生涯はこちらの予想の斜め上を行き、なんかこちらの希望した方向性と充分近い路線にのっけから居てくださった。数々の強敵に対するリスペクトぶり、為政者ではなく冒険者としての行動原理など、どう見ても原哲夫ワールドの住人としか思えない。っつうか、いつの日か原哲夫先生にアレキサンダー大王を題材として漫画を描いていただきたい。マジで。
戦略そっちのけでトロイア名所観光をおっぽじめたりと、そのイリアスの愛好っぷりは、もはや人類史最初のオタクセレブと呼ぶに相応しい。

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