璃正の右腕に刻まれていた令呪の塊。聖杯戦争において令呪を残した状態で脱落者が発生した場合、その令呪は大聖杯に回収される。さらに回収された令呪が未使用のまま聖杯戦争が終了した際には、監督役に預託令呪としてストックされる。この預託令呪は聖言によって保護されているため、本人の許諾なしにこれを奪い取ることは事実上不可能となっている。なお、預託令呪はあらゆる魔術に利用できる「無属性の魔力」としても転用可能で、いわば擬似的な魔術刻印とも呼べる。消耗品ではあるが魔術刻印を持たない綺礼は、この力によって自身の魔術師としての力を補っていく。