ヴィーナス・スタチュー

各階層の最後に立ちふさがる少女像。
センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。
ゲーム内では“レリーフ”と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。
本来なら物理干渉では破壊できない“世界の果て”。
その内部はBBですら立ち入れない禁猟乙女領域。
サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、主人公たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないとBBは想定していた。
しかし心の専門家であるキアラの秘術によって『内部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった。
ちなみに壁に埋め込まれた肥大化アバターはBBからのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要という事だ。
スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、BBの支配から解放(接続を解除)されれば元の大きさに戻れる仕組み。
開発初期の名称はショコラヴェールだった。
一方、サーヴァントたちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもの。あれこそ深層にある“魂のカタチ”と思ってもらえばよい。

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