ミレニア城塞

“黒”のマスターとサーヴァントたちが集結している城塞。トゥリファスという街の半分を占めているほどの巨大な城塞。ヨーロッバ諸国の名城以上の大きさと複雑さ、更にはユグドミレニアが六十年備蓄していたありとあらゆる魔術礼装と防衛魔術の組み合わせで、信じ難いほど強固な代物となってしまった。ホムンクルスが昼夜問わず見張りを続け、一部の柱、床、天井には動体を感知次第迎撃行動に出るゴーレムたちが潜んでいる。
歳をほとんど取らないリーダーが、偏執狂的に準備をするとこうなるという良い見本である。もっとも、そんな綿密過ぎるほどの準備もどこかの狂戦士の一発で半分ほどが吹き飛んでしまったのだが……。

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