サー・ランスロット

円卓の騎士の中でも最強と謳われた『湖の騎士』
王妃ギネヴィアとの不倫の恋がキャメロットを破滅にまで導いた、まさしくアーサー王伝説の負の象徴たる人物。
ギネヴィアを巡る葛藤で狂気に陥ったことも多々あり、バーサーカーのクラスとはそれなりに相性が良い。色々な意味で無理して頑張りすぎた人。
数々の才能と素質においてハイスペックどころか厨スペックを生まれ持っておきながら、その全てが彼の葛藤を打破する上で何の役にも立たなかったというのは、同情の念を抱きつつも「できるイ
ケメンのくせしてナニ勝ち組に背ェ向けて悲劇ぶってんだコラ舐めてんのか?」とドス黒い感情を禁じ得ない。だがそんな否モテ思考をクラスの女子たちは「嫌だわ~嫉妬だわ~キモッ!」と白眼
視しつつ「きゃーランス様カッコイイ!」と黄色い声を張り上げるのであった。……ごめん話が大きく逸れた。
いっそアーサー王とは夕陽の砂浜で気が済むまで殴り合いでもしていれば数々の悲劇が回避できた……かどうかは定かでないが、ランスロットの性格でほどう転んでもそんなこと出来なかったこと
だけは事実。そんな自分を変えたいと一念発起で往化してみたはいいものの、今度は逆に生真面目すぎるアルトリアに余計な誤解をさせてしまう結果となったわけで、さしずめランスロットの持つ
起源は『傍迷惑』とでもいったところだろうか。

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