御三家

「Apocrypha」の場合、御三家といぅと冬木の聖杯戦争を仕掛けた魔術師……即ち、アインツベルン、遠坂、マキリを指す。
本作でも言及した通り、マキリ(間桐)は第三次聖杯戦争の際、ダーニックと激闘を繰り広げた臓硯が大聖杯を奪われたショックでほぼ廃人化。後継者に恵まれなかったこともあって、魔術師としては完全に未来を閉ざされた。
遠坂は大聖杯を諦め、魔術を学びつつ拳法で宇宙と同一化する道を探る。ツインテ少女が高校生になる頃には「魔術と中国拳法を組み合わせたまったく新しい武術」の開祖にでもなっているのではないだろうか。しかし、遠縁に引き取られた妹が想像を絶するナイスバディなプロレスラーとなってドリルロール少女とタッグを組んで来日するとはまだ想像していなかったのだ
アインツベルンは「強奪されたので、また新しい聖杯作るよ」という訳で再び大聖杯を作るべく奮闘中。幸いなことに、「Apocrypha」世界では死んだ魚のような目をした傭兵がアインツベルンと関わり合いにならないため、永遠に最高傑作であるイリヤスフィールは生まれず———従って、彼女が生誕しない限り、アインツベルンは絶望しないのだとか。……幸いか?

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